木村礎著作集・第1巻
編集/解説・所理喜夫
定価(本体7,573円+税)
1地方史を求めて
近世庶民史料研究のために/幕末・明治期における一富豪の研究/藤田五郎氏の仕事−特にその「豪農」範疇について/近世前期の名主百姓出入−武蔵野開発史の一こま/序章/飢饉をめぐる諸問題/新田開発の諸問題
2日本封建制論
日本封建社会研究の前提/封建制の崩壊/江戸時代における「封建的危機」について/歴史学の発展と課題・1957年歴史学年報封建後期/書評古島敏雄編「日本地主制史研究」/江戸時代における「危機」と「対応」/「近世史」と「明治維新史」/1963年の歴史学界−回顧と展望日本近世/書評北島正元「江戸幕府の権力構造」/「日本近代化論」の検討/戦後歴史学の展開とその性格−敗戦直後よりー960年頃まで