古代王権と交流・第８巻
新川登亀男・編
定価（本体5,340円+税）

【収録論文】
＜序論＞（新川登亀男）
第一部地中から歴史を読む
考古学からみた海人族の東遷（山中英彦）／吉野ケ里遺跡（七田忠昭・吉本健一）／有明海文化の考古学（松本健郎）
第二部ハヤト・クマソを問い直す
クマソ・ハヤトの墓制（北郷泰道）／考古学からみた隼人の生活−「隼人」問題の展望（下山覚）／隼人と葦北国造の氷・モヒ・薪炭の貢献（前之園亮一）
第三部南島諸島からのメッセージ
南島と古代の日本（池田榮史）／南島赤木の貢進・交易（山里純一）／ノロの不婚説と可婚説（津波高志）／
第四部歴史記述への展望
石棺と石作部（板楠和子）／大宰府の国境機能−八世紀を中心として（ブルース・バートン）／豊国氏の歴史と文化（新川登亀男）／奈良時代の政治と八幡神（飯沼賢司）