幕府奏者番と情報管理(史料叢書第6巻)
国文学研究資料館史料館・編
定価(本体8000円+税)
上製本・ケース入り・A5版
江戸殿中において武家関係の典礼の執行を担当する幕府奏者番の日常レベルでの執務活動や、文書システムに関する史料として「常陸国土浦土屋家文書」の内、「役中日記」「奏者番勤方并心得」を翻刻する。
アーカイブズ学研究との関わりのなかで江戸幕府の情報・記録管理の実態を解明する上で不可欠と考えられる史料である。
解説
<史料目次>
(1)寛政十年六月〜一二月御役中日記
(2)奏者番勤方并心得
当番勤方并心得・火事之節之部・御番之部・雷地震之節心得・助番之部・差扣之部・当番構無之部・雑之部・御番割之部・病気之節御番取扱之部・出仕心得并伺御機嫌・出仕断之部・新役心得