町村制の発足(史料叢書第3巻)
国文学研究資料館史料館・編
定価(本体9300円+税)
上製本・ケース入り・A5版
史料館所蔵史料のうち、近代初頭の「市町村制」(明治二一年法律第一号)の施行に関する五点の史料を選んで収録し、また、関連の法令などを補足して付録とする。いづれも当の町村が、この制度の発足にあたって、国・県・郡の法規・命令によって、その事務をどのように枠付けれて執行したかを明らかにする史料である。
【史料目次】
解題
1,町村制ニ関スル訓令達(山梨県北都留郡廣里村役場・明治二二〜二四年)
2,町村制内訓類(兵庫県津名郡来馬村役場・明治二二年)
3,町村制枢要訓令類綴(兵庫県津名郡来馬村役場・明治二二〜二六年)
4,上申届其他記録綴(兵庫県津名郡来馬村役場・明治二二〜二四年)
5,公邨日記(兵庫県後月郡縣主村三好近三・明治二二〜二五年)
付録
1,市制町村制
2,山梨県関係県令・訓令・内訓
3,戸長役場書類并器具目録(京都府中郡五箇村役場抄録)
索引「市町村制」各条項該当記事一覧