三井文庫旧蔵資料<袋綴本>目録
型番 625
定価 4,752円(税352円)
販売価格 4,752円(税352円)
購入数

三井文庫旧蔵資料<袋綴本>目録
史料館所蔵史料目録 第74集
B5判 434頁
定価(本体4400円+税)


これまで「三井文庫寄贈図書内文書」として閲覧に供してきた史料が多くを占める。たとえば、幕府評定所記録(大塩平八郎関係)や「奏者番勤向留書」・「(奥医師)日光御供諸事留」・「具足師岩井与左衛門公方様御召具足他御用留」などの江戸幕府の役所や藩の役所あるいは医師・御用達町人の職務記録、「官私随筆」・「いろは抄」などの大名家臣がまとめた記録などである。これらの多くは明治40年代から昭和11年頃までに、三井家編纂室ないしは新町三井家が購入した史料である。また「高野山古文書集」「西大寺三宝料田畠目録」などは、本居文庫旧蔵史料である。

<1>文書・記録(永仁6年[1298]〜昭和3年[1928])(解説)
1.文書…1.原本2.控え・写し3.文書集
2.記録…1.原本2.控え・写し3.分限帳・親類書
武鑑は、大名および江戸幕府の役人の名前を記した名鑑である。中項目「1.『武鑑』」には、寛永21年(1644))刊行のさうしや九兵衛版「[御もんづくし]」から慶応3年(1868)刊行の出雲寺萬次郎版「大成武鑑」まで221件がある。「2.略武鑑」は、寛延元年(1748)燕屋弥七版「[有司武鑑]」以降18世期中頃以降に出版された、いわゆる4冊物の武鑑(巻1・巻2が大名付、巻3・4が役人付)を抄録し、かつ独自の記事を備えた武鑑である。「3.部局武鑑」は「1.『武鑑』」の記事の一部を抜書したうえで、たとえば幕府勘定所・代官所など、各部局配下の役人について記事を加筆して刊行した武鑑である。「4.臨時武鑑」は将軍の日光社参や上洛など、臨時の行事ごとに編纂された幕府の役人付である。「5.刷物武鑑」は1枚から数枚の刷物で、正月の年玉用などに利用されたものである。公家鑑は、天皇家・門跡・公家などの名鑑で、当館所蔵分では、寛文7年(1667)刊行の「[御公家分限帳]」が最も古く、明治元年(1868)刊行の「雲上示正鑑」が最下限である。

華族名鑑は、当館所蔵分では明治5年刊行の須原屋茂兵衛・和泉屋市兵衛版「華族階級」が最も古く、大正9年(1920)刊行の「華族名簿」が最下限である。このなかには袋綴本ではない史料が含まれており、それらについては紙数の表示を「OP」と示した。官員録・職員録は、明治政府の職員名簿である。商人などの名鑑の半数は、明治以降のものである。

<2>名鑑(寛永21年[1644]〜大正9年[1920])(解説)
1.武鑑…1.「武鑑」2.略武鑑3.部局武鑑4.臨時武鑑5.刷物武鑑
2.公家鑑…1.華族名鑑2.官員録・職員録3.商人など
本目録では、地誌をきわめて広義に捉え、(1)古代の風土記あるいは中国の「大明一統志」に編纂方針をならった幕や藩や明治政府などが公の編纂事業として行った狭義の「地誌」ばかりでなく、(2)村況などを書き上げたもの、(3)紀行文、(4)案内記・名所記類、(5)特定の土地と深く結びついた人物の事績集(城主記・孝義録)などを収めた。

本項目に収めた史料は、その対象とする地域別に集計すると、愛知県55件、ついで京都府39件、東京都25件で、これら以外は20件に満たない。また山形・鳥取・山口・宮崎県を扱った史料は見あたらない。したがって、収集傾向にやや偏がみられる。

<3>地誌(天平5年[733]〜大正3年[1914])(解説)

01.日本 02.府県一覧 03.東日本 04.西日本 10.北海道 20.東北地方 21.青森県 22.岩手県 23.宮城県 24.秋田県 26.福島県 30.関東地方 31.茨城県 32.栃木県 33.群馬県 34.埼玉県 35.千葉県 36.東京都 37.神奈川県 38.伊豆七島・豆南小笠原島 40.北陸地方 41.新潟県 42.富山県 43.石川県 44.福井県 51.山梨県 52.長野県 53.岐阜県 54.静岡県 55.愛知県 56.三重県 60.近畿地方 61.滋賀県 62.京都府 63.大阪府 64.兵庫県 65.奈良県 66.和歌山県 73.島根県 75.岡山県 76.広島県 81.徳島県 82.香川県 83.愛媛県 84.高知県 90.九州地方 91.福岡県 92.佐賀県 93.長崎県 94.熊本県 95.大分県 97.鹿児島県 98.沖縄県 99.外国

この中項目に配された史料のうち、「20.日録」に収めた「駿府政事録」・「元寛日記」、あるいは「25.対外関係」や「26.漂流記」、「36.騒乱・騒動」の項に入れた大塩平八郎関係の風聞集などの一部は、これまで「三井文庫寄贈図書内文書」として閲覧に供してきたもので、本目録の大項目「1.文書・記録」に掲出した史料と関係がある。利用に際しては、大項目「1.文書・記録」を合わせて御覧いただきたい。なお、今回あえて、上記の「20.日録」「25.対外関係」などを大項目「その他」に含めたのは、これらが書肆仲間の禁書目録に記載されたもの、つまり商品としてある程度社会に流通していたと判断したためである。

中項目のなかで冊数が多いものをいくつかあげれば、「26.漂流記」・「33.制度(近代)」19件、「22.軍記・実録物」18件、「21.年表・年代記」16件となる。

<4>その他(慶長16年[1611]〜昭和7年[1932])(解説)

00.書誌・書目 10.宗教・思想 20.日録 21.年表・年代記 22.軍記・実録物 23.風聞 25.対外関係 26.漂流記 30.政治 31.制度(近世) 32.規式書 33.制度(近代) 34.教訓・教育書 35.飢饉・救荒 36.騒乱・騒動 37.風俗 40.自然 50.技術 52.算法・経理 60.産業 61.農書 65.服飾 69.博覧会 71.書画 72.諸芸 73.武術 81.字書・事典 90.文芸 91.随筆
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